絶望

後悔し、絶望すると世界がとても狭く感じる。それがいかに惨めで、哀れなものかを突きつけてくるように。ゆっくり、とてもゆっくりだけど確実に自分を追い詰めるように。でもその空間にもう一人、愛すべき人がいればどれだけ心が救われるだろうか。追い詰められた狭い、けれども果てしなく大きすぎる、一人ではとても抱えきれない空間にもう一人。人は皆、そんな人を探して生きている。狭いようでとてつもなく広いこの世界でそんな相手と巡り会うことが僕の夢。世界のどこかでひっそりと息をしているそんな美しくて愛おしい存在と巡り会うことができたら僕はこの世の全てを受け入れて、過去の絶望をきっと愛せることでしょう。希望がないと絶望は生まれない。けど、絶望があるからこそ希望が何倍にも輝く。僕は幸せ者だ。絶望を先に知ることができた。だからあとは、、、